スペインの誕生日は主役が奢る?スペインの誕生日事情

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スペイン生活
Bochi de Betis...ベティスカラーにしてみた

Hola!
今年もスペイン語を頑張ろうと思って1月は「日本人が知りたいスペイン人の当たり前」という本を何度も読んでいるのですが、これが結構面白くて、その本を読んでいて、スペインの誕生日会事情についてちょっと書いてみました。

この本はスペイン人の生活、食文化、お祭り、政治や福祉制度について色々と幅広く紹介してくれている参考書で、左側がスペイン語、右側が日本語となっているので、スペイン語を始めたばかりの人でもスペインの文化を知ることが出来るので面白いです。本当だー!と思うこともあれば、ちょっと違ったということもあり、今回はスペインでの誕生日はどんな感じかについて紹介してみます。

ちなみにこの本にも3章が「誕生日は主役がおごるって本当?」という章があり、スペインの誕生日の習慣を紹介してくれています。

 

スペインでは誕生日会は自分で企画、ご飯等を準備するのが当たり前?

この本によると、スペインでは自分で誕生日会を企画するのが普通なようです。

日本ではあまり自分で「もうすぐ自分の誕生日だから祝ってー!」と言いにくいって人も少なくないですよね。私は毎年自分の誕生日は自分と誕生日が1週間違いの友達と2人で自分たちの誕生日会していることが多かったり、学生の時は仲のいい友達がサプライズしてくれたりで、自分から誕生日だから祝って!とか言えなかったので、「スペインにいたら誕生日とか静かに迎える」と思っていました。でも、スペインにいた2020年は自分で誕生日会を開いてみました!

スペイン式(?)の誕生日会を開いてみた!

スペインでは自分の誕生日は自分でご飯とか飲み物を用意して、みんなを招待するのが普通と書いてあったので、ワーホリでスペインにいた2020年は自分で誕生日会を開くことにして、「誕生日にみんな私のピソに来て!」とメッセージを送り、ピソの仲間もピソを騒がしくするので一応誘ってみました。自分でご飯を用意しないと思って、手作りの白玉、ピザ(Lidlで買った)、ポテトチップス、スペインの生ハム(品質高め)を準備しました。

Bochi de Betis…ベティスカラーにしてみた

招待した友達も、ご飯を作って持って来てくれたり、ハモンやアイスクリームなどを持って来てくれて、結局色々な食べ物が集まりました。そして、主役が奢るというのは本に書いてあった通りだったらしく、友達に「スペインの誕生日会だね!スペインでは誕生日の人が全部用意して奢るんだよ〜」と言われました。さすがにその後のみに行った時は、各自で支払いにしてもらって、全く支払いはしませんでしたが。やはりスペインでは主役がみんなにご馳走する習慣があったようです。誕生日プレゼントを持って来てくれる人もいます。

誕生日会に招待されたら、プレゼントは用意して行こう!

 

 

とは言え、スペインの誕生日会も色々。

私は自分の誕生日を自分でオーガナイズしましたが、中には日本みたいにサプライズ方式の時もあります。友達の誕生日会は、その友達の彼女がサプライズで全部を手配してくれており、2か月前ぐらいから場所を予約したり、みんなに連絡をしてどうやって当日まで本人に気付かれないようにパーティーをするか等の作戦会議とかもして、本人には当日までばれないようにみんなで一生懸命頑張りました。その時は参加者がちょっとずつお金を出し合って、会場や食べ物を準備したりしていました。

私も前にスペインに観光で行った時は誕生日が近かったので、みんなにサプライズで祝ってもらったこともあり、誕生日会の形はどうやら色々みたいです

お気に入りの猫様

誕生日会の時には猫のチャップリンさまも一緒でしたね。

今回スペインで誕生日会をした時は本人が誕生日の準備をするケースも結構ありましたが、本当に色々なスタイルがあり(?)、誕生日会の場所は本人が決めたけれど、会計の時になったら、兄弟たちが他の兄弟夫婦で払おうと言い出して、主役とその妻はご馳走してもらうというケースもありました。

その他にも、レストランにみんなで行ってお食事をして、各自で会計ということもあります。これはスペインの経済事情も影響している気がします。スペインの場合、不況の影響で大学を卒業してもお仕事を転々とせざるを得ない人も少なくないため、誕生日会でみんな分の食事なんて払えないんじゃないかなと勝手に想像しています。

誕生日は主役がやりたいことをするのが一番だからか、場所もやることも全部主役が決めるようで、「君の誕生日は何したい?どこでやりたい?」と結構みんな聞いてきます。

ピソでもコロナのロックダウン中に数回誕生日会が発生し、スイス人は全部自分でご飯を作ってみんなを招待してくれ、ペルー人弟の誕生日は家主のペルー人兄が準備し、ブラジル人の場合は料理が得意なメキシコ人とイギリス人が誕生日の準備をしてあげていました。大変なピソ生活も誕生日会は結構楽しかった!

自分の誕生日の時は職場にお菓子を持って行く!

私の知り合いのスペイン人に聞いてみたところ、スペインでは誕生日の時はお菓子を持参して、お菓子を同僚に配るという習慣もあるようです。私が読んでいる本にもそんなことが書いてありましたが、本当にやるみたいです。日本だと誕生日はみんなにプレゼントを貰ったりすることが多いので、主役がみんなに小さなプレゼントをするというのも少し不思議に思いましたが、普段お世話になっているクラスの友達や同僚にプレゼントを持って行くのも何かいいですよね。いつもありがとう、おかげで無事また誕生日を迎えられました!と。

スペインに来たら誕生日会を自分で開いてみよう!

自分の誕生日会を自分で開くのって、なんだかめんどくさいような感じもするのですが、いつも仲良くしてくれる友達に「いつも仲良くしてくれてありがとう」という気持ちを込めて、誕生日を開いてみるのも結構いいものですよ。みんなのおかげで毎日楽しく生活しているわけで、無事にまた誕生日を迎えた時ぐらい感謝の気持ちを込めて、みんなにパーティーを用意してあげるのもいいな、なんて思っています。

今はまだコロナで誕生日会どころではないですが…必ずしも奢ることもないですが、放っておくと誰も誕生日会を開いてくれない可能性もあるので、誕生日会をしてみたいと思ったら、自分から言いだしてみることをお勧めします。ピクニックにしたり、家で開催したら、レストランで誕生日会を開くよりも安くなるので、お財布にも優しく、みんなで楽しめるからおすすめです。

ちなみにプレゼントを貰ったら、その場で開封するのがマナーらしいです。プレゼントを貰ったらその場で開封して、もらったプレゼントを褒めるようにしましょう!私は誕生日にアクセサリーとトトロのぬいぐるみを貰ったのですが、トトロは大好きなので全力で褒め、アクセサリー(数珠みたいだった…)もすぐにその場で付けました。

結構スペインと日本は文化が違うところもあるので、ちょっとこの本を読んでおいて、スペインの文化を知っていたのは良かったかなと思いました。スペインでの結婚式の習慣とか、スペインの恋愛事情とか、医療事情とか…。スペインでの結婚式参列はまだ一度も経験していないので、よくわかりませんが、スペイン人の恋愛事情とか、スペインに実際に行って感じたことはまた紹介してみたいなと思います。結構スペインの恋愛とかはこの本にある通りだわー!と思いました。いつでも、パレハは一緒に行動するあたりとか。日本人の私からするとかなり窮屈じゃないん?と不思議でした。

 

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