Hola!
12月にどうやら赤ちゃんがいることがわかり、スペインで産婦人科に通い始めました。まだ4か月目ぐらいではあるのですが、今までのスペインの産婦人科に行った経験(?)について書いてみました。ちなみに2月にはスペインでコロナウィルスにも感染したのでその時のことについても書きました。私はスペインで出産まで過ごす予定です。
スペインの公立病院は無料!
スペインでの公立病院での出産費用は無料です。私はスペイン人の相方とPareja de hechoをしているため、相方のおかげでスペインの公共医療サービスを使うことが出来るので、本当にこのシステムに感謝しています。相方とその家族曰く、「スペインの出産のシステムは世界最高水準だから安心しなさい!」と。回数に制限はあるらしいのですが、公立病院でも不妊治療が出来るそうです。これに関しては受けていないので詳しいことはわかりませんが。
妊娠がわかったら病院のcita(予約)を取ろう!
私は12月27日に妊娠がわかって、1月12日に初めてのmatrona(助産婦)に会うcitaを取りました。あとはmatronaに会いに行くたびに次の予約をDocumento de Salud de la Embarazadaというノート(初回に貰える)に書いていってもらうシステムです。全部のスペインの病院でそうなのかはわかりませんが、この時はエコーとかはありませんでした。ただ今までの病気や家族について聞かれたり、体重を計ったりするぐらいです。
初めてのcitaの前に出血をしたのでUrgenciaへ。
12月の末に沢山散歩しまくっていたら、出血してしまい、しばらく放置した結果、心配だったのでやっぱり病院へ。Urgenciaはだいたいいつも混んでいます。だが、私はReyes Magos のパレードがある1月5日を選んで病院へ行ったためにスムーズに診察を受けることが出来ました。この日はエコーを撮ってもらうことが出来、無事が確認できたので本当に良かったです。
大きなイベントがある日、クリスマスや年末年始、クラシコ、セビージャだとセビージャダービーの日はUrgenciaは他の日と比べると空いているそうです。家族とのイベントが大事なスペインっぽい。
2回目以降のcita
私の場合は1月末に尿検査と血液検査(初回に尿検査のキットを貰うので持参しよう)、2月にエコー、3月にもう1回Matrona,そして4月にエコーの検査(手紙で案内が来た)、5月にMatronaへのcitaといった感じでした。
実は2月のエコーの日はコロナに感染しまして予約の日をずらしてもらいました。1月末の検査の結果については電話でmatronaが教えてくれました。
血液検査と尿検査
ここではダウン症やその他の健康的な問題がないかどうかを知ることが出来ました。スペインでは色々な検査をしてくれるようです。私は全くスペイン語がわからないわけではありませんが、特別スぺ語が堪能なわけではないので、その検査で何がわかるかとか特に気にせず全部検査を受けていましたが、色々と調べてくれるみたいです。
妊娠中にコロナに感染した話
2月の半ばに家族でコロナウィルスに感染しました。1月に姪っ子の誕生日会があり、その誕生日の翌日に姪っ子の母親がコロナに感染して、その家族たちも感染し、そして義父が感染し、相方が感染し、私も感染すると2〜3週間かけてみんなでコロナウィルスに感染しました。この時期だったからこその経験(?)だったとは思いますが、妊婦さんの健康は赤ちゃんの命にも関わっていますので、疲れている時や、気分が乗らない時は家族のイベントは参加しないのもありだなと思いました。
やっぱり人によって手洗いの習慣があるかどうかは異なりますが(義母と長老はめっちゃ洗う)、特に子どもは手を洗う習慣がない子も少なくないので、あまり神経質になるのも良くないですが、ちょっとは気を付けてもいいかなと思います。
妊娠中にコロナに感染した結果、陽性になった日から毎日お腹に血栓防止の注射を打つことに…これが結構痛かったです。10日ぐらい連続で打たないといけないそうなのですが、義家族が最低2週間だと勘違いしていたので必要以上に注射を打たれました。後日、足に覚えのないあざが出来ましたが、どうやらこの注射のせいだったそうです。
心配しましたが、特に問題なく今は生活しております。めでたし、めでたし。
スペインでの通院は基本的に安心!つわりだけは日本食が恋しく、辛い。
私の担当のMatronaはすごく感じがよく経験豊富な白髪の方なのですが、彼女のおかげで結構安心しています。つわりだけは、日本食が欲しくなるので本当に辛いのですが、スペインはメロンとかのフルーツも安いので、意外と食べられるものも多くありました。一応日本食はアジア食品商店で手に入りますし、かなり高いですがエルコルテイングレスでも買えますし、オンライン(TOKYO-YA)でも買うことが出来ます。あとうどんに関してはめちゃくちゃ高いですが、Amazonでもかなり豊富に売られていました。
スペインの食べ物で食べやすかったもの
メロン、パイナップル、キュウイ、スーパーで売っている小さいパスタが入っているスープ、パン、みそ汁(メルカドーナで買える)、アイス、ヨーグルト、枝豆(メルカドーナで買える)、ピザ、トマト味のものなどがありました。あとは定番のポテトも食べやすいです。
生ハムはダメって言われていますが、冷凍すれば大丈夫とかなので私はメルカドーナで売られている薄いシートに入っている生ハムを2日間ぐらい冷凍してから、それを解凍して食べています。基本肉が苦手なのですが、うまいです。
ちなみに、Matronaには少量を数回に分ければ大丈夫だから、無理しないで食べるように言われました。コーヒーや紅茶などのカフェインは良くないとはされていますが、一日1,2杯は飲んでもいいよと言われています。
スペインでは妊娠後、ヨードを取るためのサプリを勧められる
ヨードを取るための薬を勧められるので、それを毎日飲んでいます。その他にも、妊娠線が出来ないようにお腹にオイルを塗ったりしています。薬局に行ったら、WELEDAのオイルがいいと言われたので、これを使っています。いいにおいなので結構気に入っています。日本でも人気があるみたいで、妊婦さんの間では定番のオイルらしいです。
H&Mには結構妊婦さん用の服も売っていますし、スペインの子ども服は可愛いのでわくわくも沢山です。赤ちゃんの服を売っているお店でも妊婦さん用の洋服も売っています。
スペインでは親戚たちが遠慮なくお腹を触ってくるが、そういうものらしい
スペインでは妊婦さんのお腹を触る習慣があるらしく、長老のお世話に来るヘルパーさんや、お掃除に来てくれるおばちゃんにもお腹を触られます。もちろん親戚(私の家では女性だけ)もよくお腹を触ってくるのですが、そういうものらしいです。
書き終わってみたら、あまり役に立たない…?とか思いましたが、4か月目までのスペインでの妊婦経験について書いてみました。一番辛かったのはつわりの時に全くニンニクが食べられなくなり、大好きなシーフードも苦手になり、讃岐うどんや蕎麦とか、ネバネバ系のものとか自分の周りで簡単に手に入らない物ばかりほしくなったことです。でも、16週ぐらいでだいぶ落ち着きました!スペインで出産するってそれなりにしんどいですが、珍しい経験だと思うので、楽しみたいと思っています。
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