Hola!
スペインでの出産を終えてからだいぶ経ちましたが、出産前はスペインでの出産が不安すぎて、
色々情報ないか調べまくっていたので、スペインでの出産について書いてみました。
スペインで出産予定の方や無痛分娩を考えている方の参考になれば幸いです。
スペインでは無痛分娩する人も多い
私は日本で出産したことがないので、日本の出産事情などには詳しくないのですが、友達や親は自然分娩で出産した人が多いような感じがします。日本だと無痛分娩は高いようなのですが、スペインでは無痛分娩でも自然分娩でも、公立病院だと無料(税金…)なので、好きな方を選ぶことが出来ます。
私の助産師さんのおすすめは自然分娩で、相方にも赤ちゃんの出産を助けることが出来るから、出来れば自然分娩にしてほしいと言われていたのですが、陣痛が痛すぎて無理だったので、無痛分娩に切り替えてもらいました。
計画的にどっちか選ばないといけないというわけではなく、私の場合は途中まではかなり麻酔なしで粘ったのですが、陣痛が痛すぎて、病院の人にもう麻酔を打とう!と言われたので、途中から麻酔を入れてもらいました。麻酔を打ってもらってからは、かなり痛みは和らぎましたが、それでも陣痛は痛くて、生まれる直前の陣痛は痛かったです…全然無痛じゃないですよ!
産まれる瞬間は全然痛くなかったです。後日、父の今の奥さんに聞いたら産まれる瞬間が一番痛いんだとか…なので、無痛分娩を選ぶことで一番痛い痛みは出産の瞬間から陣痛に変えることが出来ます。
スペインの公立病院で出産する場合に必要だった持ち物
基本的には病院で色んなものを準備してくれるので、持って行く必要があったものはかなり少なめでした。
・歯磨きセット(これはスペインのホテル同様ないので、自分で持って行こう。もしくは下に売店があると思いますので売店で買いましょう)
・帰りの洋服(病院に行く時に来ていた服は破水などで汚れる可能性もあるので、帰りに来ていく陽の服は必須)
・赤ちゃんが帰りに着る服(赤ちゃんが帰宅する時に着る服も用意)
・チャイルドシート(車で赤ちゃんと家に帰るにはチャイルドシートがいるので必須)
・赤ちゃんのお尻ふき(オムツは毎日配達があったけれど、これは支給されなかったので持参)
・お尻に塗る保湿クリーム(お尻を拭いた後の保湿クリームも自分で持って行きました)
・生理用ナプキン(私が病院で貰ったものは接着テープついていないタイプの物だったので、帰宅時にはやっぱり接着テープついている方がいいですよね…トイレの時はトイレに落とさないように要注意!)
・お菓子(必須ではないけれど、病院では決まった時間にしかご飯は出ないのであった方が便利。売店でも買うことは出来ますけどね)
・シャンプーとリンス【体洗う石鹸は石鹸入りのスポンジを貰えたのでなくて大丈夫だった)
その他の持ち物はだいたい病院で用意してくれます。例えば、パジャマ、悪露用のナプキン、タオル、体を洗う用のスポンジ、赤ちゃんのオムツ、ミルクetc…病院側で用意してくれていました。パジャマも前開きのものを用意してくれていたので、すごく助かりました。あ、シャンプーとリンスのことは私は完全に忘れていたので持って行きませんでしたが、2日ぐらいなので、私はもらった石鹸入りスポンジで洗いました。
病院食
スペインの病院食は味は薄目でした。まあ、病院なので…。特に私は砂糖などの食事制限とかがあったので、特に味の薄いご飯でした。むしろ味がなかった。出産を終えると普通のメニューに切り替えられ、アロスコンレチェやサルモレホなどスペインなメニューも提供されました!ちゃんとデザートも支給されますし、夜は飲み物飲む?と係の人が部屋に回ってきてくれました。
入院食の一例はこんな感じです。毎回水のボトルが付いてくるのはかなり嬉しかったです。メインは魚や肉など色んなものが出てきます。
病室は誰かと一緒
入院の初日は1人だけでしたが、途中から他のお母さんも来ました。他の赤ちゃんを見ることも出来たり、情報交換も出来たので悪くはなかったです。お父さんは病室に椅子があるので、そこで寝ることも出来ます。同室の赤ちゃんはすごく大人しかったのですが、お父さんが結構いびきをかく人でした。
病院に行ったタイミングと出産の流れ
私は陣痛の前に破水したので、破水してから病院に行きました。なんかちょっといつもと違うな…と思ったら、破水っぽかったので、病院に電話して、車で病院に行き、そのまま入院になりました。返されちゃったらどうしようと思いましたが、そのまま入院でした。出産の前日の夕方に病院に行き、朝の4時半に陣痛が始まり、夕方の4時半に赤ちゃんが生まれてきました。で、基本的には出産から48時間後に退院できるという感じです。
陣痛が始まる。
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病院の人に伝える。この時に食べ物を食べておきましょう!私のいた病院では自分の部屋から出た後に移動した部屋ではお菓子食べるの禁止で、出産までの間は水分しか摂取できませんでした…念のため食べてから行きましょう。
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麻酔する(麻酔ないと痛すぎて私には無理だった…)。
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いよいよ出てくるぞとなったら、分娩台がある部屋へ。
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赤ちゃん生まれる。という感じでした。
入院中にやること
色々と提出しないといけない紙があったり、役所に持って行かないといけない重要書類なども渡されるので、その場で提出する書類を記入して提出したりなどの作業はありました。
クリアファイルとかはあると便利かもしれません。
以上、スペインの出産レポートでした。
ざっとですが、スペインでの出産について書いてみました。だいぶ時間が経ってしまったので、忘れてきてしまったこともあるのですが、こんな感じだったと思います。無痛分娩はまだ日本では海外ほどには普及していないかもしれませんが、私の場合は回復もすごく早かったので、無痛分娩にしてよかったなと思っています。まだまだ無痛分娩に対してネガティブな意見を聞くこともあるかとは思いますが、無痛分娩をした人の感想として参考になればと思います。
赤ちゃんのいる生活はすごく楽しいです。ちなみにやりたいと思ったことは何も出来ないぐらいに1日はあっという間に終わります。気が付くと夜になっていますが、赤ちゃんとの時間を楽しめていればまあいいかなと思うことにします。おわり。
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