「私がDELE A2を受験した時の記録①」の続きです。2017年に受験したDELE A2(初級)の試験を受けた時のことについてここでは紹介します。
使った参考書などの紹介は他のページにあるのでそちらを是非覗いてみてください。
DELE A2を受験した時の試験対策
本は基本的には前回のページで紹介した「これなら覚えられる!スペイン語単語帳」と「しっかり学ぶスペイン語」の2冊で基本的なところは勉強したのですが、直前(10日前ぐらいになって)慌てて、「DELE対策試験問題集A1/A2」を見て、問題の雰囲気だけを見た感じです。実際のところは社会人として働きながらだったため、休みの日と休憩時間に日田すら勉強していました。
直前はオンラインのスペイン語レッスンを使うのがおすすめ!
DELEの試験にはスピーキングとライティングの試験もあります。その時は直前に1to1スパニッシュというオンラインのスペイン語レッスンを利用していました。
ライティングの問題は実際に自分で書いてみることがおすすめです。現在はここのサービスは大幅に変わっているためわからないのですが、その時は無制限でライティングのチェックをしてくれるというサービスがあったため、それを使ってライティングの練習をして、スピーキングの練習もしてもらいました。
これは試験の10日前にこのサービスを使い始めました。先生が言っていることすら、ほぼ何も理解しなかったので、先生がドン引きしていたことを今でもしっかりと覚えています。初回はスぺ語だけで会話をしたのは初めてだったので、話せませんでしたが直前には少しだけ話せるようになりました。
スペイン語のオンラインの会社はどれもだいたい無料体験レッスンがあるので、どれがいいか悩んだ場合には全部受けてみてから考えるということがおすすめです。もしも私のように超直前で受験する場合には最悪無料レッスンを3社ぐらい受けてみるだけでも、数回はスペイン語を話す練習が出来るので、そういう方法で練習することも可能です。ただレベルが上がるにつれて、独学では勉強が難しくなるので、気に入ったオンラインスペイン語のレッスンを利用してみるのもおすすめです。
またはネイティブキャンプというオンライン英会話の場合はたまにスペイン語圏の先生がいる時もあるので、こちらを使ってスペイン語を練習するという裏技もあります。
特にDELE A2などの初級のスペイン語から受験するのであれば、絶対にオンラインでもいいのでレッスンを受けてみるのがおすすめです!スペイン語に話慣れていない場合にはこれがあるかどうかで、DELE A2の場合は大きく点数に変化が出るはずです。
DELE A2試験の当日の話
DELE A2を受験した時のことはもうほぼ覚えていないので、DELE A2を受けた時の記録をもとにこの時の感想を紹介します。ちなみにスペイン語を独学でぼちぼちと勉強し始めてから1年半後ぐらいの時に私が感じたことです。ちなみに日本でDELEを受験した時には筆記用具を忘れても、貸し出しがありました。スペインで受験した時は筆記用具を配られました。
リーディング
全く覚えていない…。と記録にありました。ただ全部塗りつぶしたことだけは覚えています。
リスニング
リスニングはDELE A2でもめちゃくちゃ早かったと記録してありました。初級でもこのスピードだったらその上のレベルではどうなってしまうんだろう?と思ったぐらいなので、スペイン語を聞く練習はしておくことがおすすめです。あと通勤時間などにスペイン語を聞くようにすることもおすすめです。私はたまに通勤ラッシュなどに当たってしまうと全く本とかを読めないような電車を利用していたので、ipodに音を入れて聞いていたのが良かったなと思っています。TOEICよりかは早いと感じました。
ライティング
DELE A2のライティングは比較的全て自由に書くことが出来るので楽しかったと記録されています。作文は2つやる必要があり、1つがお医者さんにメールを書くというもので、もう1つがスペインに留学に行っている設定でその状況を書くという内容でした。この時の私はほぼ単語と現在形しかわからなかったのですが、全部ノリで書いた記憶がありました。
スピーキング
スピーキングもすごく楽しかったです。最初は「どこでスペイン語を勉強したの?」という質問からスタートしました。私はその時あまりにもスペイン語が出来なかったのSoy pobre, asi que estudio solo en casa…という回答をしたのですが、なんかその時の面接官はめっちゃ笑ってくれました。基本的に和やかです。
お金ないから独学だよって言いたかったんです。でも、これだと貧乏だから家で勉強しましたですよね…。
写真を見ながら、黄色い服の人がいます、制服を着てます、レストランにいますなどといった写真をひたすらスペイン語で説明していくような問題でした。本当に直前になってからオンラインのレッスンをやっていたおかげで恥ずかしくて1言も話せないというレベルから、めちゃくちゃなスペイン語でも話し続けられるレベルまでに1週間で持って行くことが出来ました。もう時間がないから間に合わないって思っても、案外会話は逆転するチャンスであったりするので、試験まで時間が無かったら日田すら自分で声に出してスペイン語を話す練習するだけでも大きく変わりますので、スペイン語を声に出すことを直前では練習してみましょう!
DELE A2の結果
私の試験の結果は以下のような結果で、DELE A2だけ1発APTOでいけました。
リーディング | 19.17 |
リスニング | 14.72 |
ライティング | 12.50 |
スピーキング | 22.50 |
スピーキングだけはすごく点数が良かったので、DELE A2に関しては多少ミスが多くても話そうという意思が見られたら比較的高く評価してくれるのかなと思いました。その後、DELE B1やB2では25点満点中8点台をたたき出しているので、DELE A2以上は小さな文法のミスなども結構見られてしまうようです。DELE A2は合格率は一応世界全体で70%ぐらいなので、比較的合格しやすい試験になっていますので、スペイン語を日本で勉強している場合には受けてみるといいモチベーションにもつながるかもしれません。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。あまり詳しく書いてあるわけでもありませんが、あまりスペイン語が出来なくてもDELE A2は結構合格できるので、気になる方は是非受けてみてはいかがでしょうか?逆に持っているところでもそんなに評価はされないので、スペイン語にそれなりに自信がある方はもっと上のレベルから受験して見ることをおすすめします。ちなみにDELE B2は私にはハイパー難しくて無理でした…(試験直前に登山したりしていたとはいえ、それだけが原因ではないので難易度はかなり高いです)。
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